2013年は、2月5日(火)〜2月11日(月・祝)が「さっぽろ雪まつり」の開催期間。この1週間だけで毎年200万人以上の人が訪れるなど、いまやすっかり冬の風物詩となっています。もともとは1950年に市内の中高生が雪像6基を制作したのが始まり。その後、市民の手で制作が続けられ、1955年からは陸上自衛隊と市職員、それからボランティアの人々によって作られています。さて、それではせっかく北の大地に降り立ったのだから、できれば一緒にふらっと訪れてみたい雪まつり会場近辺の名スポットを地元の方にインタビューしてみました。
■さっぽろ雪まつり公式サイト
1.札幌ラーメン
日本人の国民食であるラーメンにおいて、一つのジャンルとして確固たる地位を誇る札幌ラーメン。海の幸に山の幸と食材の宝庫ともいえる北の大地ですが、札幌に訪れながらラーメンを食せずに帰るなんてありえません。有名所は、味噌ラーメンの元祖「味の三平」。一時代を築いた「純連」「すみれ」。栄枯盛衰激しい中、新たに台頭してきている有名店「白樺山荘」「そら」「大心」などは、札幌駅前の『札幌ら〜めん共和国』に集結しています。
■札幌ら〜めん共和国公式サイト
2.ご当地チェーン店グルメ
北海道には、全国展開を図る大手チェーン店にもまったく揺るがず、地元民から絶大な支持を受けているチェーン店が存在します。もはや全国区のハンバーグでお馴染み「びっくりドンキー」。餃子カレーが有名な「みよしの餃子」。安くて旨すぎる焼鳥屋「串鳥」。道民大感激の店内調理『ホットシェフ』を有するコンビニ「セイコーマート」等々…舌の肥えた道民が愛する、その味・クオリティをぜひ現地で確かめてみてはいかがでしょうか。
■みよしの餃子公式サイト
■串鳥公式サイト
3.初音ミク発祥の地
インターネット時代における共創カルチャーの象徴ともなった「初音ミク」。彼女を生み出したのは、北海道庁お向かえのビルに入居する「クリプトン・フューチャー・メディア株式会社」という北海道大学発のベンチャー企業です。そのため札幌市内には初音ミクがいっぱい。雪像にも路面電車にも郵便局にも、あちこちで見受けられます。ちなみに、雪まつり期間中の初音ミクは「SNOW MIKU」と称する期間限定のスペシャルバージョンらしいです。
■SNOW MIKU公式サイト
4.白い恋人パーク
今回北海道出身の方々におすすめスイーツを聞いたところ、「マルセイバターサンド」(六花亭)、「生チョコレート」(ロイズ)、「ハスカップジュエリー」(もりもと)、「クリームチーズスフレ」(きのとや)、「フロマージュ」(ルタオ)、「三方六」(柳月)、「わかさいも」(わかさいも本舗)等々…次々と挙がって収集がつかなくなりました。で、これまた北海道を代表するスイーツメーカー『石屋商事』の白い恋人パークでは、こどもの国のような工場見学が楽しめます。
■白い恋人パーク公式サイト
5.巨大onちゃん像
伝説のテレビ番組『水曜どうでしょう』に登場し、一躍ブレイクした北海道テレビ放送(HTB)の人気マスコット「onちゃん」がHTB本社の上にドデンと乗っかっています。その勇姿はなぜか地上を走っている地下鉄南北線の南平岸駅付近で、電車の中からも眺めることが可能です。良い子は心の中で「onにちは!」ときちんと挨拶しましょう。気になるグッズは意外とあちこちで売っていますが、新千歳空港の2階でも手に入ります。
■onちゃんワールド公式サイト
6.北海道開拓の村とサッポロピリカコタン
歴史好きの方は、「北海道開拓の村」か「サッポロピチカコタン」に訪れるのがおすすめ。前者は明治以降の開拓時代の歴史や文化、後者は先住民であるアイヌの歴史や文化にふれることができます。2つのスポットはかなり離れているので1日に回ることは困難。開拓の村で馬そりに乗るのか(土日祝のみ)、クールなアイヌの伝統工芸品に魅せられるのか、短期滞在ではどちらかを選ばなければいけないのが悩みどころです。
■北海道開拓の村公式サイト
■サッポロピリカコタン公式サイト
7.円山動物園
「北海道といえば、大自然だ!」と言って、本当に冬の大自然を堪能しようと思ったら、おそらく遭難してしまいます。北海道の冬と自然をなめてはいけません。なので、ここは大人しく動物園に足を運ぶのがベター。さらに遠くに足を伸ばしてしまえば有名な旭山動物園がありますが、いやいや札幌市内にも地元民に愛される円山動物園がございます。なお、2013年は2月10日(日)のみ夜間開演(〜20:00)しているそうです。
■円山動物園公式サイト