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にゃんこの気持ちを知って、ネコ好きのあの人とも仲良くなろう!

人間とネコとの関係は、約3600年前にエジプトのピラミッドに描かれた壁画にも見ることができます。そう、太古よりネコは人間の大切なパートナーでした。倉庫の穀物をネズミから守ってくれることから飼われるようになった、ともいわれています。なお日本には1000年以上前の平安時代のころに中国大陸からやってきたというのが定説のようです。あの枕草子や源氏物語にも登場しています。ただ、なんと言ってもネコはきまぐれ。ネコの気持ちと秋の空ではないですが、素人にもわかる「にゃんこコミュニケーション」の初歩を学んでみましょう。

1.基本、知らんぷりの態度

にゃんこ社会では目を合わせることは喧嘩を売っていることと同じ。人間社会では田舎のヤンキーと同じルールで生きています。お互いに知らんぷりするのが大人のルール。アイコンタクトがOKなのは信頼関係が築けてからです。飼い主でもないのにジロジロ見るのは、たぶん嫌がります。

2.全身の毛が逆立っている

興奮している証拠です。背伸びしてにゃんこが自分自身を大きく見せようとしているのなら、脅かしたり威嚇したりしているときです。一方、頭を低くして伏せの姿勢の場合は獲物を狙っているときです。どちらにしても攻撃態勢なので、触らぬ神に祟りなしです。

3.ヒゲとしっぽを伸ばしてからだをスリスリ

ちょっと甘えたいとき、あるいは食べ物が欲しいとか、遊んで欲しいとか、おねだりしているときには近寄ってきてスリスリしてきます。にゃんこはツンデレだけに、たまらない瞬間です。さらに喉をごろごろ鳴らしたり、手や顔を舐めてきたりしたときは余程機嫌がよろしいようで。

4.雨もシャワーもお風呂も嫌い

いわゆるイエネコの祖先は中東のリビアヤマネコだとミトコンドリアのDNA検査で判明しているとのこと。砂漠地帯出身なので水は大のニガテです。やわらかい毛は水をはじかず、濡れることにも慣れていません。濡れたらショボーン(´・ω・`)となってしまいます。

5.高くて狭いところがわりと好き

にゃんこの祖先は、大木の穴の部分や岩の隙間で暮らしていました。高いところや狭いところは敵から見を隠すには絶好のロケーションだったのです。その頃の本能は今も健在。本棚の上にのぼったり、本と本の間にはまってみたり、ついついやってしまうんですね。

6.人間のおなかをもみもみする

じつは、前足でおなかをもみもみするしぐさは、子猫がおっぱいを飲むときに母乳が出やすくなるようにする行為なのです。子猫じゃなくても飼い主などに対して行なうのは、「ちょこっと甘えてみた(テヘペロ)」とって感じらしいですよ。死ぬほどかわいいですよね。

7.叱られたら後ろを向く

にゃんこは叱られるとぷいと後ろを見てしまうことがあります。一見、ふてくされているように見えるのですが、実際は「反省しています」の意思表示。ネコ社会では強い者には目を合わさないので、あなたにリスペクトしています/従いますと背中で語っているのですね。

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