『彼氏が貰って嬉しいクリスマスプレゼント特集』なんかで必ず上位にランクインする、<財布>や<キーケース>などのファッション小物類。でも、<財布>や<キーケース>だからといって、何でもいいわけじゃないですよね。しかも、メンズブランドなんて全然知らないしーって方も多いのではないでしょうか。さらにお値段も高すぎず、安すぎず、となると、なおいっそう悩みも深まるばかり。そこで今回は、「ラグジュアリーブランド」や「バリバリ財布」はひとまず置いておいて、メンズ専門の百貨店やセレクトショップでも人気の注目定番ブランドをご紹介します。価格帯は1万円~2万円位です。
COACH(コーチ)
近年、メンズコレクションに力を入れ、ニューヨークの男性の間でもじわじわ人気が高まっているそうです。日本では2010年に元Sonyグループから社長を迎え、銀座の旗艦店2Fもメンズフロアに変え、話題のスポット「ダイバーシティ東京(お台場)」にメンズ専門店を出店するなど、その勢いは留まることを知りません。ラグジュアリーな雰囲気を持ちつつもリーズナブルなのが人気のひみつです。
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Whitehouse Cox(ホワイトハウスコックス)
英国の老舗レザーブランドです。「ETTINGER(エッティンガー)」や「GLENROYAL(グレンロイヤル)」に並び称されることも多いため、どれがいいのか迷いがちですが、日本ではWhitehouse Coxが鼻の差で人気のご様子。理由は元ポロ・ラルフローレンのベルトを作っていたからこそのマーケティング力の強さにあるのかもしれません。学生さんなら、セカンドラインの「SETTLER(セトラー)」でも充分なクオリティです。
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BURBERRY(バーバリー)シリーズ
英国王室御用達という伝統と格式を持ちながらも、最先端のファッション性を兼ね備えた無敵のブランド。茶髪の女子高生から、ダンディーなお年寄りまで、どんな人にも、どんなスタイリングにもマッチしてしまうのがスゴイのひと言です。意外性も少ないですが、いちばん失敗も少ないブランドといえるかもしれません。男性の場合は、チェック柄を全面に出さず、裏生地などにチラリとみえるアイテムが良いでしょう。
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Dunhill(ダンヒル)
紳士の小物といえば、ダンヒルです。もともとタバコ屋を起源としているためライターが定番アイテムとはいえ、財布などのレザーグッズやネクタイ・タイピンなんかも根強い人気があります。ちなみに英国王室御用達。年齢層は20代後半位からがオススメです。彼の職業がスーツをビシッと着て働くビジネスマンだったら最適といえるでしょう。大人の色気が漂います。
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Paul Smith(ポール・スミス)
ちょっとオシャレに気をつけている男性なら、1つは持っているだろうブランドです。本国イギリスでは30代位の「デキる大人の男」向けのブランドなのですが、日本では大学生~20代のビジネスマンに支持されています。男性の間では、「TAKEO KIKUCHI(タケオキクチ)」とどちらにしようか悩むブランドとしても知られています。なお、デザインのインスピレーションの源泉はイタリアのヴェネチアだとか。
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MCM(エムシーエム)
韓国のソンジュ・グループが展開しているラグジュアリーブランド。起源はドイツのミュンヘンですが、2005年にソンジュ・グループが買収し、スタッフも総入れ替えして新たに生まれ変わりました。近年、韓流ブームの勢いと共に人気がぐんぐん高まっている注目ブランドです。BIGBANG、東方神起、少女時代などをはじめKPOPアイドルや韓流スター御用達ブランドとしても知られています。韓流好きの彼に。
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Felisi(フェリージ)
雰囲気のあるデザインが大人の男女に支持されているフェリージ。1980年代後半の日本初上陸当初は「イタリアの小さな無名な工房が手がける一級品」といった売り出し方でしたが、2005年にUNITED ARROWSグループになってからは年々その存在感を増し、現在では工房も50名体制となっているとのこと。代表アイテムの財布、通称「コロコロ」は4万円位するので、値段を抑えたいならキーケースがオススメです。
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aniary(アニアリ)
世界のレザー産業をリードしているのはイタリアですが、日本にも優良レザーメーカーはたくさん存在します。aniaryは東京・足立区にある新進気鋭のレザーブランドです。メンズアイテムが中心なので女性は馴染みの薄いブランドかもしれませんが、伊勢丹メンズ館や有名セレクトショップのメンズコーナーには必ずといっていいほど置いているメジャーブランドとして知られています。
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REN(レン)
浅草にある小さなレザー工房です。シンプルでとてもキレイなデザインがいい感じ。特筆すべきは、スカイツリーのお膝元・墨田区産のピッグスキン(豚革)を使用していること。じつは墨田区はピッグスキンのメッカで、なんと日本の80%を生産しているのだそうです。地域の職人が国産の素材を使っている、そんな完全Made in Japanなところも魅力といえるのではないでしょうか。
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SOMES(ソメス)
「日本のエルメス」と呼ばれている、国内唯一の馬具メーカー「ソメスサドル」社のレザーブランドです。馬具は武豊騎手の乗るディープインパクトの引退レースに使用され、レザーアイテムは宮内庁御用達で、バッグは洞爺湖サミットの各国首脳へのプレゼントにも採用された・・・等々、エピソードは盛り沢山。本物を知り尽くした年配の方、あるいは競馬好きの方にピッタリの逸品と言えるかもしれません。
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