スタイル説明/イングリッシュ・ドレープ・スーツ

1920年代後期、ロンドンの仕立屋が革ベルトをしたときにできる胸や背中のドレープ(ひだ)が「男らしさ」を演出していることに気づき考案。現在のブリティッシュ・スタイル・スーツの原型といわれ、後にアメリカで流行した。ウインザー公・エドワード8世をはじめ、当時の映画スターたちが着こなしていた。1950年代、アイビースタイルが登場するまで、このスタイルが世界のスーツの主流だった。

【同時代のスタイル】
大戦前~40年代